保険も選んで良いんだという、普通の事に気づく
私が保険代理店を始めたきっかけは、自分の保険選びです。
雑誌の広告を見て、電話をして、仙台から保険営業の方に来ていただきました。
コンサルティング営業が有名な、
カタカナ生保の男性セールスマンです。
保険の基礎知識や、選び方を丁寧に教えていただきました。
それまでも、
いろいろな保険会社のセールスさんや、郵便局の保険を勧められていましたが、
今一つピンときませんでした。
理由は、生年月日だけ聞いて保険のプランを持ってくるのが、
どうしても納得できなかったからです。
年齢が同じなら同じ保険って、おかしいですよね。
家族構成、収入、生き方、考え方、人それぞれです。
年齢だけ聞いて持ってきた保険プランを、
一生懸命説明されても、
ピンとこないのは当然だと思いませんか。
仙台から来た男性セールスさんは、
私の話や希望を聞いて、保険プランを作ってくれました。
遠い仙台から二度も来てくれました。
納得した保険に加入することができました。
保険を自分で選んで、
納得して入ったのがとても新鮮で、
うれしかったです。
みんな、保険はお付き合いで入っていた
自分の保険に入った後、ふと考えました。
周りの人も同じ疑問や不満があるんじゃないかと。
知人や兄弟など大事な人に、自分の経験を伝えました。
そうすると全員が保険に対する不満や不安を持っていました。
不満や不安の理由は一つです。
保険はお付き合いで入るものだったからです。
入りたくて入ってるわけでもないし、
納得して入ってるわけでもなかったのです。
例えば、職場に来ている保険セールスさんを、
職場の先輩に紹介されてとか。
親戚のおばさんが保険を勧めに来てとか。
よくあるパターンです。
保険はどこで入っても、誰から入っても
同じじゃないかという思い込みも、
お付き合いで入る理由の一つだと思います。
「保険も選ぼうよ」と声かけ
保険に付き合いで入ってることが多い
という現状を知った私は、私の経験を伝えました。
「保険も選ぼう」「選んで良いんだ」と話しました。
仙台から男性営業さんに来ていただき、
保険の基礎知識を知人や大事な人にしてもらいました。
結果どうなったかというと、
話を聞いた5人全員が、納得し、
保険を入り直しや、新規で契約しました。
保険も買い物なんだ。選んで比べれば、良いものが選べます。
知人や兄弟の保険の悩みを解決できたとき、
これって店のお客様も同じじゃないかなって思いました。
私は家庭用品の小売店をやっています。店に来て鍋や食器を選ぶように、
保険も選んでもらえたら、
きっと喜んでもらえるんじゃないかと思ったんです。
代理店を募集している保険会社を探すと、
三社ほど見つかりました。
その中で、アフラック(当時はアメリカンファミリー)を選びました。
理由は、一番の商品を持っていたからです。
一番の商品というのは、がん保険です。
小売りをしていると、一番の商品が優位性が
良く分かっていたからです。
例えば、チョコレートの明治とか、
トップの商品があると話が早いですよね。
アフラックの代理店になる。予想に反して、行列ができる保険代理店に。
1998年12月、
アフラックの代理店登録をしました。
登録の際に、アフラックの社員さんに
「どうやって保険を販売しますか」
と聞かれました。
私が「チラシでお客さんに来てもらいます」
というと、笑われました。
この社員さんが悪いんじゃないんです。
これは無理もないんです。
当時
保険を来店型で販売している代理店は無かったですから。
でも、私は勝算がありました。
小売業の分野で、マーケティングの本を読み、
実践して、実績があったからです。
保険に興味がある人に集まってもらい、
保険の知識、選び方を伝えれば、
きっと役に立てると思いました。
保険代理店になり一年目で青森県のトップセールスマンになりました。
その後9年連続一位を含む、青森県トップ16回になりました。
小売業をやりながらのトップです。
保険も生活必需品ですよね。鍋とか茶碗を選ぶように、保険も選んでもらうのは、お客様に受け入れていただけました。
プロフィール
(株)みどり屋 代表取締役 岩見 卓
日本FP協会 正会員 AFP
自分の保険加入を機に、保険代理店になった、変り者です。
保険代理店としては立地の悪い鮫町でありながら、アフラック青森県トップ個人代理店に13回なった経験あります。
50代の保険節約が得意です。ご予約、問い合わせはこちら
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